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【見つけた!農業びと】これからの地域を担う若手農業者 小林 賢也さん(上越市)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0688842 更新日:2024年10月11日更新

これからの地域を担う若手農業者 小林 賢也さん(上越市)

 上越市板倉区(いたくらく)の若手農業者「小林 賢也(こばやし けんや)」さんを紹介します。

 

画像①_小林賢也さん
​小林 賢也さん

 

 小林賢也さんは、新潟県農業大学校を卒業後、上越市板倉区に戻り親元就農した後、3年目からは経営主として営農に取り組んでいます。農業大学校では園芸を専攻していましたが、上越に戻られてから本格的に水稲栽培に取り組み始め、現在は水稲12ha、水耕レタス栽培(ハウス1棟)を行っています。

 

画像②_田植えの様子
​田植えの様子

 

画像③_水耕レタス栽培
​水耕レタス栽培

 

 経営主として取組み始めた時は、水稲栽培も慣れておらず、技術を習得しながら作業を進行することに奮闘し、余裕がない日々を送っていたとのことです。しかし、現在は日々の作業を1人で回してくことにも慣れ、ドローンの導入による作業負担の軽減や、地元の小売店と交渉し販路拡大に意欲的にチャレンジしています。

 また、地域の活動にも意欲的に取り組んでいます。上越地域の4Hクラブ「ひかり」では活動の企画運営に積極的に携わっています。「新潟県農業改良クラブ連盟」では副会長を務め、次世代の後輩達がモチベーションを高く活動に取り組めるように、ご自身の代で研修会やイベントを企画して盛り上げていきたいとのことです。

 小林賢也さんの夢は、同じ志を持つ仲間達と地域農業を支えていくことです。
この夢の実現のため、地域の担い手として水稲面積を拡大するとともに、農業大学校で学んだ園芸作目と複合化を図ることで、年間を通じて安定した収益を確保することに挑戦していきます。

 

情報提供:上越農業普及指導センター(2024年10月)

 

▼4Hクラブ(農業青年クラブ)とは
若い農業者が中心となり、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行っている組織です。
4Hとは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの4つの信条の頭文字を総称したものです。(農林水産省ホームページより一部抜粋)

▼新潟県農業改良クラブ連盟​とは
県内10組織の4Hクラブ(農業青年クラブ)で構成。令和6年度は134人が所属しています。​

 

 

 

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