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【就農について知る】農地の集め方
農業を始める際、まず必要となるものが農地です。
水稲では広い農地が必要で10ヘクタール(100,000平方メートル)を超える水田を作付けしている方がいます。一方、いちごやトマトなどの施設園芸では、1,000平方メートル程の農地にビニールなどの透明な資材で覆われた園芸用ハウスを建て、小面積でも収益が上がる経営をしている方もいます。
水田
園芸用ハウス(いちご)
このように作物の種類や経営の内容(どのような農業を行うか)によって、必要となる農地の面積は変わるため、慎重に就農計画を立てて探すことが重要です。
農地を探すときは、その地域にどのような農業が行われているかなど周辺地域の情報を集めることが大切なので、農業を始めようと考える地域の農業者に相談することがおすすめです。
なお、栽培する作物によって適する農地の条件は異なります。例えば、土の性質や日当たり、排水性などです。そのため、確保出来そうな農地が見つかったら県内に13ヶ所設置している普及指導センターやJA等の専門家に相談することも大切です。
また、農地を「借りる・買う」などの手続きについては、関係する要件等が法律(農地法や農業経営基盤強化法等)で定められています。必ず各市町村や市町村農業委員会に相談をした上で手続きを開始して下さい。