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農業総合研究所では、最新の研究成果をいち早く生産者に伝えるため、「研究成果の現地指導」を行っています。作物研究センターでは、令和2年度に大豆の害虫マメシンクイガの薬剤防除に関する最新の研究成果を生産者へお伝えしました。
マメシンクイガ(左図)は大豆の子実を食害する害虫で、連作圃場で発生が多く、大きな被害をもたらします。
左の写真は、作物研究センターの研究員がJA新津さつきの大豆栽培研修会に参加した時の様子です。研究員は、生産者に対してマメシンクイガの生態を説明し、最新の研究に基づいた薬剤防除のポイントをお伝えしました。
さらに新潟農業普及指導センターと協力し、フェロモントラップ(左写真)と呼ばれる調査道具を使ってマメシンクイガの発生量を調査し、当該地域のマメシンクイガの発生消長を示すことができました。
新潟県農業総合研究所では、研究成果を速やかに、そしてわかりやすく生産者に伝える取り組みを続けていきます。
なお、今回紹介した研究成果情報は「マメシンクイガによる大豆子実被害の多発生条件と多発生に対応した薬剤防除法」です。興味を持たれた方は、こちら(https://www.pref.niigata.lg.jp/site/nosoken-seika/seika-r02.html)をご覧になって、今年度の防除の参考にしてください。