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農業総合研究所では研究員人材育成の一環として新任研究職員研修、企画情報セミナー、先端技術セミナーといった研修を行っています。
本年度はこれまでに新任研究職員研修を6月22日に、企画情報セミナーを7月22日に行いましたので、この2つの研修についてお伝えします。
新任研究職員研修は、採用や人事異動によって新たに農業総合研究所の研究員となった職員を対象に行っています。今回は新採用1名を含む4名の新任研究員を対象に研修会を開催しました。
はじめに所長から歓迎の挨拶と激励がありました。
研修の前半は、企画経営部の職員が、(1)研究職場の使命と組織体制、(2)課題立案から研究成果の現場への普及までの流れ、(3)研究予算、の3つのテーマについて説明しました。
研修の後半は先輩研究員2名を交えての意見交換です。
はじめに先輩研究員が今までの研究のやりがいや面白さ、苦労したことなどを紹介し、その後新任研究員がそれぞれの職場で日頃感じていることについて話し合いました。ここでの意見交換がこれからの仕事に役に立つことを期待しています。
企画情報セミナーは、研究職員の資質向上及び相互研鑽を目的に農業総合研究所各部署の研究員を対象に行っています。今回はオンラインも併用して各部署とつないで行いました。
テーマは、(1)研究員が承知すべき予算の流れ、(2)商品化に向けた研究の進め方、(3)各種事業を利用した継続的な研究展開、であり、それぞれ研究員が講師となって行いました。
農業総合研究所は農業及び食品産業の振興に寄与する研究成果を創出するため、今後もこのような研修に取り組んでいきます。