【三条】第168回にいがた県央マイスター塾（鏡面研磨体験コース）を開催しました

　にいがた県央マイスター塾は、県央地域を代表する卓越した技能者として新潟県三条地域局が認定した「にいがた県央マイスター」が、その「技」を教える体験塾です。

　今回は、自分で作った耳かきを、サンドペーパーや研磨材を使って、ピカピカにする「鏡面研磨体験」を開催しました。

受講者へ「にいがた県央マイスターカード」をプレゼントしています。

鏡面研磨体験「ピッカピカのマイ耳かきづくり」

一本の棒を叩いて磨いて、自分だけのピッカピカな耳かきをつくりました。

開催日時及び受講会場

開催日

令和5年11月23日（木曜日・祝日） 9時00分～15時00分

会場

株式会社　今井技巧

燕市吉田下中野411-3

電話：0256-92-8686

講師（にいがた県央マイスター）

　今井 道雄（いまい みちお）　金型研磨マイスター　

　(株)今井技巧

プロフィール
　金型彫刻から金型研磨に移行。
　多くの金型の最終仕上げ研磨加工に従事し、今やその技術は最高レベルの域に達している。

　現在は、金型だけではなく、医療機器、機械部品等の研磨にも進出し、日本全国約600社から受注している。

 

 

 

 

受講内容

開講式では、今井マイスターから「耳かきづくりを通して、ものづくりの楽しさを感じてもらいたい」と話がありました。

あらかじめ原材料（左側）と完成見本（右側）を確認し、これから作る耳かきのデザインをイメージします。

まずは、棒状の原材料を金槌で叩いて、耳かきの大まかな形を作ります。
今井マイスターから、叩き方を教わり、自分の好みの形となるよう金槌で叩きます。

大まかな形が出来上がったらヤスリを使って、成形します。
ヤスリは「引く」ときに削れるのだそうです。（初めて知った人も）

耳かきの「頭」の部分は、今井マイスターが専用の金具を使って丸みをつけます。
繊細な作業が必要なため、マイスターの腕の見せ所です。

耳かきの表面をサンドペーパーや研磨材を使ってピカピカに仕上げます。
皆さん真剣な眼差しで、一心不乱に磨き上げます。

希望者は、専用の金具を使って、耳かきに文字や数字を刻印することができます。

世界に一つ、自分だけのピッカピカな耳かきが出来上がりました。

閉講式では、今井マイスターから、「皆さんの創造力を活かした作品ができた。」と、お褒めの言葉をいただきました。
最後に終了証書をお渡して、閉塾です。

《受講者の感想》
・製品の完成までを自ら体験するなかで様々な発見があり、大変楽しかった。
・県民の方は元より、全国の方に知ってもらいたいプログラムと感じた。

これまでのマイスター塾の様子

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にいがた県央マイスターとは?