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田上町は、県内有数のタケノコの産地ですが、竹林の整備が追いついていないところが多くあり、その活用に悩んでいました。
竹を活用してまちを明るく照らしたい。道の駅たがみの駅長である馬場大輔さんがイベントの仕掛け人となって、地域課題の解消と竹を使った魅力発信のために、地域住民が一緒に活動し、創り上げていくプロジェクト「たがみバンブーブー」が令和4年度から開催されています。
1 開催日 令和5年9月16日(土)~10月15日(日)
ライトアップ 18:00~20:30
(※道の駅たがみのみ23:00まで)
2 会場
〇 有料会場 たがみバンブーブー竹林、椿寿荘
〇 無料会場 道の駅たがみ、湯田上温泉(ホテル小柳・わか竹・末廣館・初音)
3 料金(有料会場共通チケット)
〇 オンライン販売 1,500円(高校生以上)
〇 現地販売 2,000円(高校生以上)
※詳細はこちらから
●道の駅たがみ「たがみバンブーブー2023」(たがみバンブーブー公式サイト)<外部リンク>
(※昨年度の様子もご覧いただけます。)
●にいがた観光ナビ「たがみバンブーブー2023」<外部リンク>
三条地域振興局のサポートチームは、たがみバンブーブーを地域の方々と一緒に創り上げていく任意団体「たけのこ団※」に加入し、その取組みを支援しています。(※令和5年9月8日現在、団員数130人)
この日は、伐採した竹を細長く切って作った「竹ひご」で竹まりを製作しました。
竹ひごを円形にして、重なった部分を針金でしっかりと固定します。
薄くて細長いので容易に円形にすることができます。
スタッフの指導により、円形にした竹ひごを9本組み合わせて、球状にします。
交差している箇所を針金で止めて完成です。
作り方に迷ったら参加者同士で教え合い、作りながらの会話も弾みました。
終了の予定時間を超過しましたが、参加者は自分が手掛けた竹まりを最後まで完成させました。
地域の方々の想いを乗せた竹アートが、田上町の夜を明るく彩ることでしょう。
この日は猛暑の中、たけのこ団や地域住民の方とメイン会場となる竹林を整備しました。
今年は、昨年の会場をさらに範囲を広げて竹林を整備します。
会場のイメージを想定しながら、竹アートに活用することになる竹を伐採していきます。
伐採した竹を参加者が協力して出入口まで運びます。7~8メートル以上の竹は3人がかりです。
20代~70、80代の幅広い年代層の方が参加しました。田上町外からも多くの方が支援しています。
竹林の中は、日差しが当たらず心地良い風が入ってくるため、猛暑日とは思えないほどひんやりしています。
この日だけで、100本以上の竹を伐採しました。
この竹が、地域の方々の支援でバンブーブーに使用される「竹灯籠」や「竹まり」などに生まれ変わります。
田上町の宝であり、課題にもなっている「竹」を活用し、地域の方々がバンブーブーを創り上げ、新たな魅力や価値に変えていく取組が、更に地域の誇りに繋がっていくものと強く感じました。
作業終了後の参加者(一部)の様子。皆さん無事に作業が終了しホッとしています。
昼食は、田上町にある「志田屋」さんの特製カレーが参加者に振る舞まわれました。