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兵庫県赤穂市の新鮮なカキを新発田市内の飲食店で味わうことができる「しばたオイスターバー」が今年も始まりました。
今年で11周年を迎え、イタリアン、割烹、バーなど過去最多の31店舗が参加。そして新たに赤穂のカキをよりおいしく味わうことができる日本酒もお目見えしました。
1月25日記者発表会 こだわりの逸品を説明
新発田市は忠臣蔵で知られている赤穂47士の一人、堀部安兵衛の出身地です。安兵衛がつないだ縁で、有志が赤穂・坂越(さこし)湾のカキを使った食で冬の新発田を盛り上げようと企画して始まったものです。
坂越湾は、名水百選の一つ千種(ちくさ)川の水と、国の天然記念物に指定されている生島(いきしま)樹林から注がれる栄養豊富な水によって育まれる豊かな海です。
この海で育つカキは、通常のカキが2~3年かけて出荷となるところ、1年で出荷できるサイズとなります。このため、えぐみがなく旨味が楽しめるカキになるのだそうです。それでは、ひとついただきます。くせがなく後を引くおいしさです。今シーズンは台風の襲来もなく順調に育っているとのこと。
カキのふるさと坂越湾
「蔵と海」、酒蔵に自生する「蔵」付き酵母で醸造した日本酒。その酒で赤穂のたおやかな「海」で育ったカキを味わう。カキの余韻を味わえるという杜氏渾身の逸品。酒米は新発田市産の「越淡麗」(こしたんれい)※を使った純米大吟醸酒です。180ml/980円とちょっとお高いですが、一度は赤穂のカキとともに味わってみる価値は十分ありそうです。
※越淡麗=新潟県が育成した酒造好適米、米を削る割合が高い大吟醸酒の醸造に適する品種
製造・販売は新発田市の王紋酒造<外部リンク>
「月と海」、新発田市「月」岡で醸造されたクラフトビール。そのビールで赤穂の恵み豊かな「海」で育ったカキを味わう。カキに合うそのビールは、ドイツの伝統的なゴーゼビールを現代風にアレンジ。醸造で使うレモンは新発田市産、仕上げには赤穂産の塩。今年も赤穂のカキと味わえる逸品の再来です。
製造・販売は新発田市の月岡ブルワリー<外部リンク>
2月11日は、堀部安兵衛が高田馬場で決闘を助太刀した日。この日をはさんで、参加各店では様々な特典を用意しています。ホームページなどで特典実施店及び特典内容を確認して、オイスターバーを堪能してみませんか。
詳しくは、しばたオイスターバー<外部リンク>
しばたオイスターバー(instagram)<外部リンク>
天気が良ければ、安兵衛をしのんで新発田城まで足を伸ばすのも一興です。
新発田城大手門前の安兵衛像、そのまなざしは江戸(東京)の方に
アクセス等は新発田城<外部リンク>