新潟県鉱工業指数(令和３年10月分)

　令和３年10月の新潟県鉱工業生産指数は、前月比0.3％減の98.4で、４か月連続の低下となったものの、８か月連続で前年同月を上回った。

　　注：９月は確報値、10月は速報値　　全国：「経済産業省：鉱工業指数」

 

概況
　(1)　生産は、前月比0.3％の低下であった。

  業種別にみると、化学工業、金属製品工業、食料品工業等９業種が低下し、電気・情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業、汎用・生産用・業務用機械工業等６業種が上昇した。

　(2)　出荷は、前月比8.0％の上昇であった。 

  業種別にみると、汎用・生産用・業務用機械工業、電気・情報通信機械工業、金属製品工業等12業種が上昇し、プラスチック製品工業、窯業・土石製品工業、非鉄金属工業の３業種が低下した。

　(3)　在庫は、前月比1.1％の上昇であった。

  業種別にみると、化学工業、電気・情報通信機械工業、鉱業等８業種が上昇し、金属製品工業、繊維工業、汎用・生産用・業務用機械工業等６業種が低下した。

　1　目的
　　　新潟県における鉱工業の動向を総合的に把握することを目的とする。
　2　基準年次
　　　平成27年(2015年）を基準時とする。
　3　対象範囲
　　　日本標準産業分類による鉱業及び製造業。
　4　採用品目
　　　生産指数 15業種 195品目
　　　出荷指数 15業種 191品目
　　　在庫指数 14業種 122品目
　5　分類
　　　業種分類及び特殊分類とする。
　6　算式
　　　基準時のウェイトで採用品目を加重平均するラスパイレス算式とする。
　7　ウェイト
　　　生産、出荷及び在庫指数のウェイトは、基準年次の付加価値額、出荷額及び在庫額の
　　鉱工業に対する一万分比である。
　8　季節調整
　　　生産、出荷及び在庫指数について、それぞれセンサス局法(X-12-ARIMA）を使用して
　　いる（ただし、在庫指数については曜日・祝祭日・うるう年調整を行っていない。）。
　9　資料
　　　指数作成資料は、経済産業省生産動態統計調査、国土交通省造船造機統計調査、鉄道
　　車両等生産動態統計調査及び業界・事業所等の協力によって得た資料とする。
　10 次回公表日
　　　令和３年11月分の公表は、令和４年１月21日(予定)です。