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新潟焼山における火山災害による遭難の防止に関する条例について
新潟焼山の活火山地区(山頂から半径2km以内の地域)へ登山する場合は、登山届の提出が義務付けられています。
必ず提出してください。
新潟焼山へ登山する際には登山届の提出が義務づけられています
「新潟焼山における火山災害による遭難防止に関する条例」が平成27年6月1日より施行されました。
この条例は、糸魚川市及び妙高市の区域に位置する新潟焼山が、爆発その他の火山現象を繰り返す火山であることから、新潟焼山への登山者から登山の届出をしていただくことにより、登山者による事前準備の徹底及び火山災害による遭難の防止を図ることを目的としています。
新潟焼山に登山するときは、火山現象を繰り返す火山である新潟焼山の特性を把握した上で綿密な登山計画を策定し、当該計画に基づいた装備品などを携帯して登山してください。
また、新潟焼山の活火山地区へ登山する場合は、知事への届け出が義務づけられています。届出をせずに登山した場合は、罰則が適用されます。ただし、以下の者は除きます。
- 遭難した者の捜索救助活動に従事する者
- 妙高戸隠連山国立公園の管理に従事する者
- 森林管理署の所掌事務に従事する者
- 公共事業の施行又は管理に従事する者
- 新潟焼山における火山災害による遭難の防止に関する条例 [PDFファイル/103KB]
- 新潟焼山における火山災害による遭難の防止に関する条例施行規則 [PDFファイル/84KB]
- 新潟焼山における火山災害による遭難の防止に関する条例の一部の施行期日を定める規則[PDFファイル/61KB]
登山届提出が義務づけられる範囲
- 新潟焼山における火山災害による遭難の防止に関する条例 リーフレット(表)[PDFファイル/735KB]
- 新潟焼山における火山災害による遭難の防止に関する条例 リーフレット(裏)[PDFファイル/742KB]
条例により、知事への届け出が義務づけられる新潟焼山の活火山地区は、新潟焼山の山頂から2キロメートル以内の地域になります。
魚釣りや山菜採りなどの目的で活火山地区へ入る場合にも、登山届の提出は義務づけられます。
活火山地区以外については、条例による義務付けはありませんが、他の山と同様に登山者のマナーとして登山届を提出しましょう。
※図にある黒円の内側の範囲が活火山地区になります。(内側の赤円は想定火口範囲です。)
届出が必要な事項
- 登山者の住所、氏名、性別及び年齢
- 登山の期間及び行程
- 登山の際に携帯する装備品、飲料水及び食料の内容
- 登山中に連絡の取れる携帯電話、無線その他連絡手段
- 自宅など緊急時における連絡先
※届出が必要な事項が記入されていれば様式は問いませんが、参考に登山計画書(登山届)の様式を下に添付します。
登山届の提出先
インターネット、スマートフォンアプリ
日本山岳ガイド協会のオンライン登山計画システム「コンパス」、登山アプリ「YAMAP(ヤマップ)」で提出できます。
電子メール、郵送、FAX、持参
提出先は以下のとおりです。
新潟県防災局 防災企画課
〒950-8570 新潟市中央区新光町4-1
電話:025-282-1605
FAX:025-282-1607
メールアドレス:ngt130010@pref.niigata.lg.jp
※1 持参の場合は、糸魚川地域振興局企画振興部、上越地域振興局企画振興部(開庁時間 平日8時30分~17時15分)でも受付します。
※2 新潟県警察本部地域課、県内の警察署を経由して提出することも出来ます。
登山届提出用ポスト
糸魚川市内、妙高市内の新潟焼山への登山口などに設置してある登山届提出用ポストへの投函することも出来ます。
糸魚川側で登山届をポストに投函される方は、必ず笹倉温泉龍雲荘様前ポストに投函をお願いします。
※カラサワシェルター手前第二ゲート付近にあるポストは、登山届提出用ポストではありません。(火口から4km付近にあるため、突発的な噴火の際に回収できないことも想定されます。)
※冬期間については、積雪のため登山届提出用ポストが撤去されます。郵送、電子メール等そのほかの手段により提出してください。
- 新潟県警察本部 新潟県登山情報(登山計画書)のページへのリンク
- 妙高市 『登山の際は「登山届」を提出しましょう』のページへのリンク(妙高市内の登山届提出用ポストの設置箇所が示されています。)<外部リンク>
新潟焼山へ登山する際の注意
- 活火山である新潟焼山の特性を踏まえた上で、綿密な登山計画を策定し提出しましょう。
- 作成した登山計画に基づいた装備品などを携帯して登山しましょう。
- 登山前に、気象庁などから提供される新潟焼山の火山活動に関する最新情報を確認しましょう。
- 登山することを、家族、知人など周りの人に伝えてから登山しましょう。
- 登山中は、火山ガスなどの火山現象の変化に注意しましょう。
変化を感じたときは、途中であっても下山するなど、安全な行動をとりましょう。 - 緊急速報メール等を受信できるように、登山中は、携帯電話の電源は切らないようにしましょう。
また、電池切れに備えて予備バッテリーも携帯しましょう。 - 携帯電話の電波が届かない箇所もあるため、ラジオを携帯するなど自ら火山情報を取得しましょう。
また、入手した火山情報は、周りの登山客にも教えましょう。
気象庁 新潟焼山の活動状況のページへのリンク<外部リンク>
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