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スマホから24時間無料で使える「AI救急相談アプリ」の全県での運用を開始します。

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0500700 更新日:2022年6月28日更新
 本県では、急な体調不良やケガに見舞われた場合の受診行動を支援するため、救急医療電話相談(大人:#7119、小児:#8000)を行ってきました。また、相談体制のさらなる拡充を図るため、本年1月から3月にかけて、LINEから24時間いつでも救急相談が行える「AI救急相談アプリ」の実証実験を糸魚川市で行ったところです。
この度、「AI救急相談アプリ」について、全県での運用を開始することとなりました。電話相談では日中の相談に対応していなかったところ、同アプリにより、すべての時間帯でご相談いただけることとなります。
県としては、同アプリの普及を図るとともに、受診行動の支援に努めてまいります。

1 アプリ稼働開始日

令和4年6月28日(火曜日)

2 アプリの内容

〇 急な病気やけがの際に、家庭での対処方法や医療機関への受診の必要性などついて、 
 チャット形式で気軽に相談が可能です(無料)。
○ 24時間いつでも、どこからでも気軽に利用でき、すぐに結果がわかります。
○ 5段階で緊急度を判定し、家庭での対応ポイントを表示します。
○ 医療機関や各種電話相談窓口の検索もできます。

3 アプリの利用方法

(1)LINEで「AI救急相談アプリ」を“友だち追加”します。
(2)トークから「AI救急相談アプリ」を開いて、相談を開始します。
アプリの利用方法

4 期待される効果

〇 救急医療相談の拡充により、市民の不安軽減や医療機関の適正受診、救急車の適正
利用につながることが期待されます。

5 参考(糸魚川市での実証実験の概要)

  県では、令和2年度より「ヘルスケアICT立県実現プロジェクト」として、民間事業者と協働で、ICTを活用した県内の医療課題解決の取組を進めてきました。
   この「ヘルスケアICT立県実現プロジェクト」の一環として、昨年度、株式会社BSNアイネットが「AI救急相談アプリ」を開発し、本年1月より、その実証実験を糸魚川市で行いました。

実証期間:令和4年1月26日~3月31日(64日間)
アプリ登録者数:624人   
アプリ使用者数:65人 (3.0回/人)   
アプリ使用回数:197回 (3.1回/日)
実証実験結果の特色:アプリの使用により、「不安の解消に効果があった」とのアンケート回答が約65%
                            (すぐに救急車要請が必要と判断された方を除いた集計)

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