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保安林制度の趣旨

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0040866 更新日:2021年8月27日更新

 私たちの暮らしは、普段はあまり気にも留めませんが、多くの場面で森林からの恩恵を受けています。例えば、洪水や渇水を防ぎ、きれいな水を育む水源かん養機能、土砂の流出や土石流を防ぐ土砂災害防止機能(土壌保全機能)、森林浴や休息空間の提供等、生活にゆとりや潤いを与えてくれる保健・レクリエーション機能等があります。私たちが日々、安全で安心な生活を過ごせるのは、こうした森林の多面的機能のおかげといえるでしょう。
 国や都道府県では、このような森林の中でも特に重要な働きが期待される箇所について、森林法に基づき、「保安林」として指定し、その働きが失われないように生育樹木等の伐採を制限したり、荒廃地に適切な植栽や保育をするなど、それら保安林がもつ機能の維持増進に取り組んでいます。

保健保安林(妙高市樽本)の画像
保健保安林(妙高市樽本)

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