企業局：太陽光発電の特徴

地球環境に優しいクリーンエネルギー

　太陽光は、無尽蔵ともいえる自然のエネルギーです。それを太陽電池で光を直接電気に変えるシステムが太陽光発電です。
　石油や石炭などの化石燃料を利用した発電は、地球温暖化の原因となる温室効果ガス(CO2：二酸化炭素)を発生します。これに対して、太陽光発電は地球温暖化の原因である二酸化炭素を全く出しません。また、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)などの大気汚染物質も出しません。
　太陽光発電は、環境にやさしいクリーンなエネルギーです。

太陽光発電の長所・短所

太陽光発電の長所

• 設備が比較的簡単に作れる
  　太陽電池モジュールを屋上や屋根に設置するだけでよいのです。
• 保守がしやすい
  　回転するところや動くところがなどがなく故障しにくいということです。
• 用途や地形にあわせて建設できる
  　太陽が見えるところであればどこでも発電ができます。
• クリーンなエネルギーである
  　騒音や振動もなく温室効果ガスも発生しません。

太陽光発電の短所

• 発生する電気の量が自然環境に左右される
  　発電する電気が天候まかせなので、電気が必要なときに必ずしも太陽が照って発電ができるとは限りません。
• 現状では発電コストが高い
  　発生する電気の量に比べて、設備の値段が高価なため、同じ電気をおこすのに水力発電などに比べてたくさんの費用がかかります。

　このように太陽光発電は、無尽蔵でクリーンなエネルギーとして期待が高く、公共施設の照明や空調、一般住宅の電源などに利用されています。

発電管理センター屋上の太陽光発電設備