本文
営繕業務におけるBIM活用について
BIMとは
BIM(Building Information Modelling)は、コンピュータ上に作成した主に3次元の形状情報に加え、室等の名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げ等、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築するものです。
営繕業務においてBIMを活用することで「関係者間のコミュニケーションや理解度の向上」等が期待できることから、近年は国土交通省においても活用が進められています。
《 BIMのイメージ図 》
営繕業務におけるBIM活用(令和6年度~)
原則全ての新営設計業務でBIMの活用が可能
受注者におけるBIM活用を促し、営繕業務の品質の確保や事業の円滑化を図るため、令和6年度から原則全ての新営設計業務において『EIR』を適用します。
EIRは、委託仕様書の一部として提示する「BIM活用に関する要件」です。具体的には、受注者に対し、BIMの活用を推奨する項目(下表)やBIMの活用に当たっての必要な手続等を示すものとなります。
受注者は、事業の効率化等を図るため、推奨項目からBIMを活用する項目を選択することができます(選択しないことも可)。また、推奨項目以外においてもBIM活用の提案が可能です。
得られた設計BIMデータは、工事受注者への貸与を予定しています。
EIRは、委託仕様書の一部として提示する「BIM活用に関する要件」です。具体的には、受注者に対し、BIMの活用を推奨する項目(下表)やBIMの活用に当たっての必要な手続等を示すものとなります。
受注者は、事業の効率化等を図るため、推奨項目からBIMを活用する項目を選択することができます(選択しないことも可)。また、推奨項目以外においてもBIM活用の提案が可能です。
得られた設計BIMデータは、工事受注者への貸与を予定しています。
基本設計 | 建築物の外観及び内観(一部)の提示 |
設計条件の適合確認 | |
設備計画の検討及び干渉チェック | |
概算工事費の算出 | |
実施設計 | 実施設計図書(一般図等)の作成 |
概算工事費の算出 | |
実施設計図書(詳細図等)の作成 |
※ EIR:Employer(雇い主)Information(情報)Requirements(要件)の略
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)