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Q1-4 原子炉を止める必要について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0042676 更新日:2009年7月17日更新

ご質問

どうして7号機を一度、止める試験をせずにいるのか。一度とめるくらいのことをして、安心をくれてもいいと思う。県は協定を結んでいるのだからそのくらいさせられるだろう。

回答

基本的に、原子力発電所は「多重防護」の考え方に基づき、設備の一部に故障があっても安全側に作動する「フェールセーフ」のしくみや、同じ機能を果たす機器を複数準備して仮に一つの機器が故障してもすぐにバックアップできる「冗長性」をもった設備とするなど、何重にも安全性を確保することで、異常の発生を防止するとともに、もし異常が発生してもそれが事故に発展しないような対策が講じられています。
原子炉を止める機能が正常に働くことについては、既に、起動試験実施前の系統試験で確認されています。また、このことが確認されていたからこそ、起動試験(運転再開)に同意したところでもあります。また、原子炉を無用に止めることは原子炉の設備に余計な負担を加えることにもなりかねません。
したがいまして、改めて止める試験を実施する必要は、技術的にはないと考えています。

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