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Q3-1 活断層や地盤の問題について
ご質問 1
F-B断層はもっと長いのではないか。立石教授がボーリング調査をしています。
ご質問 2
未解明の点がはっきりするまで原発を動かしてはいけない。F-B断層より大きな断層があるとの新しい知見が出ているのだからよく調べてほしい。
ご質問 3
地盤、活断層について明らかにならない現時点の再運転は許せない。東電は今回の地震を引き起こした活断層を含めた7本の活断層を把握しながら公表せず、国も知りながら黙認してきた事実はとても重大な問題。国の保安院の安全保証は全く信用できない。新たな知見があったら対応するという言葉はきれいごとの言い訳にすぎない。
回答
7月7日の技術委員会では、現在得られる知見に基づき、営業運転に進むことについて、安全上の問題はないと判断されたものであります。
新たな知見が得られた場合は、それに基づき、改めて評価することとしており、今後も小委員会、技術委員会で検討を行って参ります。
なお、原子力発電所は「多重防護」の考え方に基づき、設備の一部に故障があっても安全側に作動する「フェールセーフ」のしくみや、同じ機能を果たす機器を複数準備して仮に一つの機器が故障してもすぐにバックアップできる「冗長性」をもった設備とするなど、何重にも安全性を確保することで、異常の発生を防止するとともに、もし異常が発生してもそれが事故に発展しないような対策が講じられています。