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Q7-19 責任の所在について
ご質問
万一のことが起こったら誰が責任をとるのですか。
回答
技術委員会では、万が一のことが発生するリスクは非常に少ないと判断しており、そのうえで、きちんとチェックしながら、最新知見を踏まえ、対応してまいります。
仮に、万が一、原子炉の運転により損害が生じた場合の損害賠償については、基本的には「原子力損害の賠償に関する法律」により原子力事業者が責任を負うことが定められています。
また、原子力発電所の許認可等の公権力の行使に当たる公務員が、その職務を行うについて、故意または過失によって違法に他人に損害を加えたときは、国等がこれを賠償するとともに、当該公務員に対しては、職務上の責任が問われることとなります。
なお、事故に関して、法律に違反する行為があれば、事業者等は、刑事上の責任を問われることもあります。平成11年に茨城県東海村で発生したJCOウラン加工施設の臨界事故では、会社や社員が、原子炉等規制法違反、労働安全衛生法違反、業務上過失致死罪で起訴されています。