新潟市の震災がれきの試験焼却延期に関する知事コメント

　新潟市の震災がれきの試験焼却実施が延期されたとお聞きしました。
　延期になった詳しい経緯等については承知しておりませんが、市民の方々に対しては十分なご説明と、ご理解を頂くことが重要だと考えております。
いずれにしても、これまでも指摘しているとおり、放射能の管理基準は、震災前よりも緩和すべきではなく、ＩＡＥＡの基本的な原則は、濃縮と集中管理であり、焼却についても可能な限りこの原則によるべきものと考えます。
　また、放射能については外部被ばくだけではなく、内部被ばくについて不安に感じる皆さんも多いことから、この点を踏まえた説明がなされる必要があると思います。いずれにせよ、放射能管理の基本的な考え方に基づく対応を取られることを期待したいと思います。
　県としては、試験焼却による周辺環境への影響を確認するため、放射線監視をしっかりと行ってまいりたいと考えています。

本件についてのお問い合わせ先

放射能対策課長　渋谷（直通）025-282-1693（内線）6460
廃棄物対策課長　安中（直通）025-280-5163（内線）2500

報道資料[PDFファイル／54KB]