本文
放射性物質に汚染された自動車スクラップの適正処理についての要望書を国に提出しました。
本日、放射性物質に汚染された自動車スクラップの適正処理について、下記のとおり環境省に要望しましたので、お知らせします。
1.要望日 平成25年12月13日(金曜日)
2.要望内容 放射性物質に汚染された自動車スクラップの適正処理について
(要望内容)
「放射性物質に汚染された自動車スクラップの適正処理についての要望書」
本県において、放射線量率(1メートルの測定値)が最大4.6マイクロシーベルト毎時に達する自動車スクラップが確認されました。
この放射能を分析したところ、福島第一原発事故由来の放射性セシウムと推測されました。
関係者への聞き取りなどから、当該スクラップは線量率が高かったため、業者から引き取りを拒否されたものと聞いております。
国からは測定の方法などが示されていないところですが、学識者の指導のもとで、当該スクラップの放射性セシウム濃度を試算したところ約16,000ベクレル/kgであり、放射性物質汚染対処特措法で定める基準8,000ベクレル/kgを超えています。
国においては、放射性物質により汚染された自動車スクラップの放射能濃度の測定方法を明確にするとともに、放射性物質汚染対処特措法で定める8,000ベクレル/kgを超えるものは、国が責任をもって引き取り、適切に処理されるよう申し入れます。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)