本文
フィルタベント設備の検討のための事故想定について
本日の知事と中島座長との面談を踏まえ、フィルタベント設備の検討のための事故想定について、5月22日の新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会で決定した次の3つのケースに加え、比較のための参考として「注水できず格納容器が破損しフィルタベント設備を通さずに放出されるケース」についても、放射性物質の拡散シミュレーションを実施します。
ケース | 冷却装置 | 炉心溶融 | 圧力容器破損 | 格納容器破損 | 放出開始時間 |
---|---|---|---|---|---|
東京電力の設置許可申請に基づくシナリオ | 一部動作 | 有 | 無 | 無 | 25時間後 |
県がアレンジしたシナリオ(冷却装置が動作しない場合) | 使用不能(消防車利用) | 有 | 有 | 無 | 18時間後 |
極限ケース(福島第一と同様の状態でベントするケース) | 全て使用不能 | 有 | 有 | 無 | 6時間後 |
【参考】 | |||||
注水できず格納容器が破損しフィルタベント設備を通さずに放出されるケース | 全て使用不能 | 有 | 有 | 有 |
8時間後 |
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)