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柏崎刈羽原子力発電所の状況(2月分)
柏崎刈羽原子力発電所の運転保守状況(2月分)についてお知らせします。
1 運転保守状況(当月分)
号機 | 炉型 | 営業運転 開始日 |
発電電力量 (MWh) |
設備利用率 (%) |
3月14日現在 の状況 |
運転保守 補足事項 |
---|---|---|---|---|---|---|
1号機 | BWR | S60. 9.18 | 0 | 0 | 定期検査中 (H23. 8. 6~) |
特になし |
2号機 | BWR | H 2. 9.28 | 0 | 0 | 定期検査中 (H19. 2.19~) |
特になし |
3号機 | BWR | H 5. 8.11 | 0 | 0 | 定期検査中 (H19. 9.19~) |
特になし |
4号機 | BWR | H 6. 8.11 | 0 | 0 | 定期検査中 (H20. 2.11~) |
特になし |
5号機 | BWR | H 2. 4.10 | 0 | 0 | 定期検査中 (H24. 1.25~) |
特になし |
6号機 | ABWR | H 8.11. 7 | 0 | 0 | 定期検査中 (H24. 3.26~) |
特になし |
7号機 | ABWR | H 9. 7. 2 | 0 | 0 | 定期検査中 (H23. 8.23~) |
特になし |
2 原子炉等規制法、電気事業法に該当する事象(2月15日~3月14日発生分)
(1)1号機 非常用ディーゼル発電機の過給機の軸固着について(続報)
原因・再発防止策(2月28日 東京電力公表)
原因は、過給機のタービンブレードを、加工不良及び分解点検により変形した状態で利用したことにより、破損したためと推定
再発防止対策として、タービンブレードの加工時の検査で設計要求値を満たしていることを確認するとともに、作業により取り外したタービンブレードを再利用しないこととした。
また、他のディーゼル発電機の過給機について、同様の事象が発生する可能性を評価し、必要に応じてタービンブレード等の交換を実施することとしている。
3 原子炉等規制法及び電気事業法に該当しない極く軽度な事象等(2月15日~3月14日発生分)
該当なし
4 その他(2月15日~3月14日発生分)
- 3号機原子炉建屋内における放射性物質を含む水漏れについて
2月28日、3号機原子炉建屋において主蒸気配管の水張り作業を行っていたところ、作業に使っていた操作装置からオペレーティングフロア(管理区域)の床に水が漏えい。その後、水張り作業を止めて漏えいは止まった。漏れた水の量は約3.2リットルで、放射能量は2.9×10の4乗ベクレルだった。
本事象による外部への放射能の影響はない。
東京電力は原因を、水張りに使用していた装置の空気抜きのチューブを、排水受けまで敷設していなかったためと推定
再発防止対策として、装置使用時の手順を施行要領書に明記し、操作装置にその旨を表示することとした。 - 東京電力が毎月とりまとめて公表している調査の結果について
- 不適切なケーブルの敷設(東京電力が平成27年9月に確認し、現在、他の箇所を調査中)
3月14日、不適切な敷設がされているケーブルが新たに確認された箇所はないことを公表した。
東京電力は、不適切な布設がされているケーブルについて適宜、是正することとしている。 - 防火区画貫通部の防火処理未実施(東京電力が平成29年7月に確認し、現在、他の箇所を調査中)
3月14日、防火区画貫通部に防火処理を実施していない箇所を新たに1号機で2箇所確認したことを公表した。
東京電力は、今回確認した箇所について準備が整い次第、是正することとしている。
- 不適切なケーブルの敷設(東京電力が平成27年9月に確認し、現在、他の箇所を調査中)
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