柏崎刈羽原子力発電所の状況（２月分）

　柏崎刈羽原子力発電所の運転保守状況（２月分）についてお知らせします。

１　運転保守状況（当月分）

２　原子炉等規制法及び電気事業法に該当しない極く軽度な事象等（２月15日～３月14日発生分）

　　該当なし。

３　その他（２月15日～３月14日発生分）

(1)７号機タービン建屋大物搬入口エリアにおける火災の発生について
　２月19日、東京電力は７号機タービン建屋大物搬入口電動シャッター（放射線管理区域と非管理区域の間にあるもので、屋外に面したものではない）の点検を行っていたところ、当該シャッターの開閉に使用するモーターの給電ケーブルに焦げ跡を確認したことから、14時46分頃、柏崎市消防本部に連絡した。柏崎市消防本部が現場確認を行い、ケーブルの焼損を確認したため、19時５分に火災と判断した。なお、東京電力が焦げ跡を確認した際に異臭・発煙がなかったことから初期消火は実施していない。また、火災発生場所は原子炉等に直接関係するところではなく、この火災による放射能漏れなどはない。
　現在、東京電力が火災に至った原因を調査している。
　なお、柏崎刈羽原子力発電所において火災が続けて発生していることから、県は、東京電力に対し、管理を徹底するよう要請した。
　
(2)６号機大物搬入建屋の杭損傷について
　３月２日、３日、県は、柏崎市、刈羽村とともに、安全協定に基づく状況確認を実施し、杭損傷の現場を確認した。東京電力に対し、徹底的な調査の継続、進捗に応じた情報公開、県民に対して分かりやすく説明することを要請した。
　また、３月４日には、技術委員会委員に現場を確認していただいた。

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