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Q1-1 貫通したひび割れが生じたことで建屋の強度に安全上重要な問題はないのか

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0043431 更新日:2010年11月17日更新

ご質問1

壁を貫通するひび割れがあれば、その部分には圧縮力や引張力だけでなく、側方から横ずれされる力(せん断力)が加わるのではないか。

ご質問2

コンクリート耐震壁には微小でも空洞やひび割れが存在しているのではないか?

ご質問3

貫通ひび割れを有する発電所は、次に地震が発生しても本当に大丈夫なのか?

ご質問4

1号機の議論において、委員から「一般論として、ひび割れは安全性に無関係、この程度のひびは問題ない」との発言があったが、原子力発電所の安全に一般論をあてはめてよいのか?

ご質問5

割れる想定をしていないものが割れたのだから、その原因を明確にすべきではないか?

小委員会の議論の状況等

(委員意見)
壁の安全性という観点から、ひび割れが貫通しているか否かは重大な問題ではないか、との意見があった。
(東電説明)
今回確認されたひび割れの幅は狭いため、強度を負担する鉄筋の伸び量はわずかであり、壁全体の強度低下につながるものではない。
今の設計体系は、ひび割れが入ることを前提にしていて、ひび割れが入らない状態で保たせるような耐震壁の設計にはなっていない。

技術委員会の評価

委員から、今回確認された貫通ひび割れの幅は非常に狭く、更に建物全体のごく一部でしかないことから、建屋の構造安全性に影響するものではないとの意見があった。
技術委員会としては、今回確認された程度のひびであれば、貫通していたとしても、建屋の強度に安全上重要な問題はないと判断した。


技術委員会の「5号機の設備健全性及び耐震安全性の評価」はこちらをご覧ください
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