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平成11年6月定例会(長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003775 更新日:2019年1月17日更新

平成11年6月定例会 長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告(6月24日)

委員長 小野 峯生

長期計画・大型プロジェクト対策特別委員会における委員会設置後の調査経過について、御報告申し上げます。
 本特別委員会は、6月14日に会議を開催し、新・新潟県長期総合計画策定事業の概要と進捗状況について及びワールドカップ開催準備について調査を行いました。
 最初に企画調整部長から、21世紀にいがたのラフスケッチ及びワールドカップ開催準備について、土木部長から、ワールドカップ開催準備について及び新潟県総合スタジアム(仮称)施工状況並びにワールドカップ新潟会場周辺道路整備図について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. 新・新潟県長期総合計画策定事業に関連して、
    • 県民要望が大きい社会資本整備を長期総合計画の重要課題として位置付けることの必要性について
    • 現在の長期総合計画に対する評価と現状分析を踏まえた計画策定の必要性について
  2. ワールドカップ開催準備に関連して、
    • 総合スタジアム建設における身体障害者への配慮の状況ついて
    • 大会による経済波及効果を高めるための取組方針について
    • 大会気運の醸成に向けた観光業界等との連携強化の必要性について
    • 諸外国からの多数の観客流入に伴う感染症対策について
    • 公認キャンプ地として立候補の意向を表明した市町村への支援策について
    • 総合スタジアム内におけるワールドカップ関連イベントの検討状況について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

  1. 新・新潟県長期総合計画の策定に当たっては、県民等の意向を十分に反映させる必要があるので、県において現時点で考えられる具体的施策や計画づくりへの参加方法を県民等に提示して、意見募集を行うべきとの意見。
  2. 新潟市において拡幅整備が行われている市道弁天線については、新潟駅とワールドカップ会場を結ぶ重要なアクセス道路であるとともに、交通事故の減少や渋滞緩和に多大な効果が期待できるので、県として2001年プレ大会までに供用開始されるよう、さらなる支援に努めるべきとの意見。

 以上をもって報告といたします。

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