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平成11年6月定例会(少子高齢・青少年対策特別委員長報告)
平成11年6月定例会 少子高齢・青少年対策特別委員長報告(6月24日)
委員長 小山 芳元
少子高齢・青少年対策特別委員会における委員会設置後の調査経過について、御報告申し上げます。本特別委員会は、6月10日に会議を開催し、少子高齢・青少年・女性問題の現状について及び少子高齢・青少年・女性関連施策について調査を行いました。
最初に、福祉保健部長から、新潟県の少子化の現状と施策、新潟県の高齢化の現状と施策について、福祉保健部長、環境生活部長及びに県警察本部生活安全部長から、新潟県の青少年問題の現状と施策について、環境生活部長から新潟県の女性政策の現状と施策について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- 少子化対策に関連して、
- 子育てを社会全体で支援するためのネットワークづくりをはじめとした環境整備に向けた取組方針について
- 子育てに係る経済的負担を軽減するための新たな施策展開に対する県の考え方について
- 少子化に歯止めをかけるための抜本的な対策についての検討の必要性について
- 女性施策に関連して、
- 男女共同参画推進のための条例制定に向けた検討状況とその見通しについて
- 女性政策の窓口未設置市町村に対する設置促進に向けた対策について
- 高等学校中途退学の防止に向けた入試制度改善などの教育改革の取組状況とその必要性について
次に、調査の過程で述べらた主な意見について申し上げます。
1 少子化対策に当たっては、保育制度の充実や教育費の負担軽減などの子育て支援を行っているが、個々人による家庭内での役割分担の見直しも必要であるので、男女共同参画社会の形成に向けた意識啓発に一層努めるべきとの意見。
以上をもって報告といたします。