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平成13年2月定例会(長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告)
平成13年2月定例会 長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告(2月19日)
委員長 渡辺 惇夫
長期計画・大型プロジェクト対策特別委員会における12月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、2月5日に会議を開催し、ワールドカップサッカー大会開催準備について及びにいがた「緑」の百年物語県民運動の推進について調査を行いました。
最初に企画調整部長からワールドカップ開催準備における最近の状況について、土木部長からワールドカップサッカー大会開催準備について、農林水産部長からにいがた「緑」の百年物語県民運動の推進について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- ワールドカップサッカー大会開催準備に関連して、
- 大会終了後における新潟スタジアムの活用見通しについて
- コンフェデレーションズカップの開催に向けた準備状況について
- 県民の気運醸成に向けた具体的な取組内容について
- 二巡目国体の開催を踏まえた新潟スタジアムの周辺整備に係る全体計画を示す必要性について
- にいがた「緑」の百年物語県民運動の推進に関連して、
- 関係部局が一体となって運動のコンセプトを踏まえた施策展開を図る必要性について
- 森林整備に対する県の基本的な考え方と本運動におけるその位置づけについて
- 都市と山村の交流など市町村間の連携による取組状況について
- 効果的な運動の推進に向けて山林所有地の境界を明確にするための調査を推進する必要性について
次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
1 にいがた「緑」の百年物語県民運動の推進に当たっては、山地の荒廃が進んでいることから、都市緑化のみならず森林の再生こそが重要と思われるので、関係部局が一体となってその再生に向けて積極的な施策展開に努めるべきとの意見。
また、県民に十分な周知が図られていないうえ、民間主導の展開では限界があると思われるので、植樹の目標本数など具体的な取組内容を県民に示すとともに、県として市町村やボランティア団体との連携を強化するなど、積極的に事業を推進すべきとの意見。
以上をもって、報告といたします。