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平成11年12月定例会(第20号発議案)
平成11年12月定例会で上程された発議案
国土交通省地方整備局の新潟市への設置と機能強化に関する意見書
国土交通省地方整備局の新潟市への設置と機能強化に関する意見書
本年7月中央省庁を1府12省に再編する「中央省庁等改革関連法」が成立し、国土交通省の設置が決定された。
これを受けて、現在の建設省北陸地方建設局と運輸省第一港湾建設局を統合し、地方整備局として新たに発足することとされている。
北陸地方建設局は、急峻な山岳、脆弱な地質、豪雪等北陸地方特有な自然条件等を踏まえた災害対策や広域的・根幹的施設の整備など総合的な社会資本整備を展開し、地方自治体等による地域づくりに貢献してきたところである。
また、第一港湾建設局は、日本海側最大の貨物取扱量を誇る中核国際港湾新潟港や重要港湾直江津港等の整備及び地域拠点空港新潟空港等の整備を担うなど、北陸地域、とりわけ当県において両建設局が果たしてきた役割は極めて大きいものである。
よって政府におかれては、地方整備局の設置に当たり、権限委任による機能の強化を図るとともに、国際的拠点としての一層の飛躍を目指す当県新潟市に設置されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成11年12月17日
新潟県議会議長 梁取 隆
内閣総理大臣 小渕 恵三 様
大蔵大臣 宮澤 喜一 様
運輸大臣 二階 俊博 様
建設大臣 中山 正暉 様
総務庁長官 続 訓弘 様