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平成13年12月定例会(第33号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001442 更新日:2019年1月17日更新

平成13年12月定例会で上程された発議案

牛海綿状脳症(BSE)対策に関する意見書

牛海綿状脳症(BSE)対策に関する意見書

 欧州各国で多発し、大きな社会問題となっている牛海綿状脳症(BSE)の感染牛が、今年9月に国内ではじめて確認され、その後、新たに2頭の感染牛が発見された。
 現在、国を中心に反すう動物の肉骨粉等を含む飼料等の流通の全面的な禁止、BSE全頭検査の実施などの安全対策や生産者、食肉流通業者等に対する融資・助成制度の創設等に取り組んでいるところであるが、国民の不安は払拭されず、牛肉消費の急激な減退は、生産農家や食肉関係者の廃業等にも及びかねない危機的な様相を示している。
 よって国会並びに政府におかれては、国民に安全な食料を供給し、生産農家や食肉関係者の経営安定を図るため、感染源や感染経路の早期解明、防疫体制の確立とともに、的確な情報提供による風評被害の防止、消費減退の影響を受けている生産農家等への支援措置を拡充・強化するよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成13年12月21日

新潟県議会議長 東山 英機

衆議院議長 綿貫 民輔 様
参議院議長 井上 裕 様
内閣総理大臣 小泉 純一郎 様
財務大臣 塩川 正十郎 様
厚生労働大臣 坂口 力 様
農林水産大臣 武部 勤 様

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