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平成30年6月定例会(第17号発議案)
平成30年6月定例会で上程された発議案
タクシー関連の規制緩和について慎重な検討を求める意見書
第17号発議案
タクシー関連の規制緩和について慎重な検討を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
平成30年7月13日
提出者
建設公安委員長 矢野 学
新潟県議会議長 金谷 国彦 様
タクシー関連の規制緩和について慎重な検討を求める意見書
政府の規制改革推進会議では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた訪日観光客急増への対応や、地方で急速に進む人口減少による過疎化と交通空白地域の拡大などを背景に、ライドシェアを含めたタクシー関連の規制緩和について議論が行われている。
有償により旅客運送を行うライドシェアについては、道路運送法に抵触するいわゆる白タク行為に該当し、安全確保や利用者保護等の観点から大きな問題が生ずる懸念が指摘されており、その導入に当たっては、何よりも利用客の安全確保に向けた十分な議論が不可欠である。
よって国会並びに政府におかれては、ライドシェアを含めたタクシー関連の規制緩和については、違法な白タク行為を容認することなく、利用客の安心・安全を第一に、慎重な検討を行うよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年7月13日
新潟県議会議長 金谷 国彦
衆議院議長 大島 理森 様
参議院議長 伊達 忠一 様
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
国土交通大臣 石井 啓一 様
規制改革担当大臣 梶山 弘志 様