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【糸魚川】フグによる食中毒に気をつけましょう
家庭でのフグ調理は大変危険です
フグに毒があることはよく知られていますが、毎年全国的にフグの食中毒が発生し、県内でも散発的に発生しています。その特徴は家庭で調理して食中毒になる事例が多いということです。
フグは、有毒部分を除去することにより食用にできる種類もありますが、フグの種類の鑑別や除毒方法は専門的な知識と技術が必要です。
自分で釣ったフグを調理して食べたことによる重症事例や死亡事例が発生していますので、除毒処理されてないフグを家庭で調理しないよう気をつけてください。
「県内及び全国のフグ食中毒発生状況」(にいがた食の安全インフォメーションへリンク)<外部リンク>
フグ毒について
フグ毒に関しては、様々な言い伝えや誤った認識が多く飛び交い、誤解を招いている部分も数多くあります。
フグの安全に関する情報をお知らせいたします。
なお、フグ毒は、塩もみ、水にさらす、加熱などの調理では、無(弱)毒化されることはありません。
「安全なフグを提供しましょう」(厚生労働省のページへリンク)<外部リンク>
「フグの毒について」(にいがた食の安全インフォメーションへリンク)<外部リンク>
営業としてフグを除毒処理する場合は、保健所に相談してください
新潟県では、ふぐ中毒を防止することを目的に「新潟県ふぐの取扱いに関する要綱」を制定し、除毒されていない丸物ふぐの衛生的な取扱いについて定めています。
なお、フグの肝臓はすべての種類のフグで有毒部位であり、その販売や提供は食品衛生法により禁止されています。