ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 健康・福祉 > 健康・医療 > 【上越】「違法なけし」について

本文

【上越】「違法なけし」について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0046496 更新日:2022年5月25日更新

「違法なけし」とその疑いのある植物を見つけたら連絡してください!

連絡先

上越地域振興局健康福祉環境部(上越保健所)医薬予防課
Tel: 025-524-6134
Fax: 025-524-6998

「違法なけし」ってなに?

 けしには、「ヒナゲシ」や「オニゲシ」のように「違法ではないけし」と、麻薬の原料になるため、法律で栽培、所持が禁止されている「違法なけし」があります。
 「違法なけし」は、法律で栽培、所持が禁止されているということを知らなかったり、悪用しなければ栽培してもよいと勘違いして、観賞用として栽培されていることがあります。また、種子が飛んで自生している場合もあります。

「違法なけし」除去のため巡視を行っています

 新潟県では、栽培、所持が禁止されている「違法なけし」の除去のため巡視を行っています。5月から6月は、けしの花が咲く頃であり、「違法ではないけし」との見分けがつけやすいため、この時季に重点的に巡視を行っています。「違法なけし」は繁殖力が強く、種子は7年から8年の寿命を持つため、継続した巡視を行い、発見・除去に努めています。

発見・除去した「違法なけし」

 近年では除去実績はありませんでしたが、今年度は現時点で700本以上除去しています。
 なお、管内の不正栽培事例は、花がきれいなことから「違法なけし」と知らずに行った観賞目的の栽培でした。

発見・除去された「違法なけし」の画像          
発見・除去された「違法なけし」

 

20220517kesi

今年度除去した「違法なけし」

「違法ではないけし」・「違法なけし」

違法ではないけし

  • ヒナゲシ(虞美人草)、オニゲシ、ポピーなどの名前で観賞用として栽培され、白、桃、橙、赤、紫などの花を咲かせます。
  • 全体が緑色で、粗毛が生えています。
  • 草丈が低く、ヒナゲシでは40cmから50cm、オニゲシでは50cmから1m位になります。

違法でないけし画像

 違法なけし

  • 背丈が1m以上になり、「違法ではないけし」に比べて頑丈な感じがする。
  • 全体に白っぽい緑色で、ろう質が付着しており、ほとんど毛がない。
  • 葉は茎を巻き込むように付いていて、「違法ではないけし」に比べてギザギザが少なく、幅が広い。
  • 5月~6月ごろ、10cm程度の一重又は八重の大輪の花を咲かせる。
  • 花の色は、主に赤、紫、白などで毒々しい色合いである。
  • 花の時期が終わると、円形又は長方形のかなり大きなさく果(けしぼうず)をつける。

違法なけし画像
「違法なけし」

5月から9月は不正大麻・けし撲滅運動期間です。

 新潟県では大麻やけしに関する正しい知識を普及させ、不正栽培及び自生している「大麻(アサ)」や「違法なけし」を全面的に撲滅することを目的に「不正大麻・けし撲滅運動」を実施しています。

上越地域振興局健康福祉環境部トップページへ

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ