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【上越】梅毒について
梅毒が増えています!
●梅毒は、診断した医師が全例を届け出ることとなっています。
●全国、新潟県、上越保健所管内とも梅毒の届出が増えています。
【出典】新潟県「福祉保健年報」、「新潟県感染症情報」及び厚生労働省「感染症発生動向調査」
梅毒とは?
主な症状
感染からの期間 | 状態 | 症状 |
---|---|---|
潜伏期 | なし | |
約3週間後 | 第1期梅毒 | 感染した箇所の赤く固いしこりやただれ、リンパ節の腫れ (痛みがないこともあります) |
↓ | 潜伏梅毒 | なし |
約3ヶ月後 | 第2期梅毒 | 体にピンク色の発疹(ぶつぶつ)、発熱やだるさなどの全身症状 |
↓ | 潜伏梅毒 | なし |
数年から数十年後 | 晩期顕症梅毒 | 心血管への症状、神経症状(麻痺、認知症) |
感染経路等
梅毒は、梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)という細菌によって起こされる性感染症です。この細菌は、主に性的接触により、人から人へ感染します。
また、妊娠中の女性が梅毒に感染していると、お腹の赤ちゃんへの感染が起こることがあります。
対応や予防
梅毒は早期に診断され、適切な医療を受けることにより完治も可能ですが、神経梅毒などを発症すると後遺症が残ることもあります。そのため、特に陰部におけるいつもと違う分泌物、傷、発疹などの症状が現れたときは、性的接触を控え、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。
また、ワクチン(予防接種)がないため、感染を予防するには性的接触の際にコンドームを使用することが重要です。
梅毒の相談窓口と検査
上越保健所では、梅毒の相談や検査を受け付けています。
検査予約・相談専用電話
電話番号:025-526-8120
詳しくは上越保健所の血液検査のページをご覧ください。
関連情報はこちらから
- 梅毒とは(国立感染症研究所)<外部リンク>
- 梅毒Q&A(厚生労働省)<外部リンク>