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【上越】令和3年度地域振興事業 ソフト事業実績(その1)
令和3年度に上越地域振興局が実施した地域振興事業(ソフト事業)を紹介します。
地域・広域連携推進事業
事業目的
地域資源を活かした交流人口の拡大や食のブランド化、地域交通ネットワーク整備など、官民による連携組織に参画し、活動支援を行うことにより、地域及び広域での連携のもとで一体となって取組を推進し、地域課題の解決に貢献する。
事業内容
○広域観光ブランド推進
・「糸魚川・上越・妙高CYCLING MAP」増刷
・「上杉謙信公と十七武将達」の増刷
○地域生産物等ブランド化推進
・「上越野菜振興協議会」への参画及び活動支援
・「雪室推進プロジェクト」への参画及び活動支援
○釣り客への直江津地域PR推進(魚持ち込みOKの店)
・取組を移行した民間への広報や人的支援等
○久比岐自転車道魅力アップ推進
・「久比岐自転車道魅力アップ実行委員会」への参画及び活動支援
事業成果
新型コロナウイルス蔓延状況の改善を見据えて人気の印刷物を増刷し、広域的観光の一層の推進を図ることができました。
地域生産物等ブランド化推進については、「雪室酒かすラーメン」などの雪室メニューを提供する雪室グルメフェアは、住民から認知されつつあることから参加事業者は前向きに取組みを進めています。
釣り客への直江津地域PR事業については、地元誌面等への掲載による広報の協力を行いました。今後も地元との意見交換を行い、広報掲載への取組みを継続していきます。
久比岐自転車道魅力アップ推進については、「りんりんキャンペーン」(スタンプラリー)を行ったほか、SNSを用いた広報を行いました。
小木直江津航路賑わい促進事業
事業目的
イベント開催や効果的な情報発信を通じて直江津港及び上越・佐渡の広域観光エリアへの興味・関心を高め、魅力を訴求することにより、直江津港及びその周辺での賑わいを創出し、小木直江津航路の利用促進を図る。
事業内容
○ 商業施設でのイベントの開催による航路利用のPR
日時:令和4年2月26日、27日
場所:直江津ショッピングセッター・エルマール内(小ホール)
内容:佐渡金銀山ほかのパネル掲出
観光パンフレット及び佐渡汽船時刻表の配布
佐渡に関する写真の展示
佐渡金塊つかみ取り体験
北前船関係パネル
佐渡PR動画の放映
事業成果
集客力のある地元のショッピングセンターで佐渡のパネル展や金塊つかみ取り体験を実施することで多くの来場者に佐渡の魅力を感じてもらうとともに、小木直江津航路と4月29日に運航を再開するジェットフォイル「ぎんが」のPRを行うことが出来ました。
在来線活用地域活性化事業
事業目的
上越地域で通勤・通学の手段として欠かせない鉄道について、利用者が日常利用している在来線を地域資源と捉え、これらの活用を通じて地域活性化を図り、今後の恒常的かつ安定的な鉄道利用につなげていく。
事業内容
○ 各鉄道(えちごトキめき鉄道、北越急行)の協議会への参画
○ 体験や見学を通じてマイレール意識の向上を図る鉄道イベントの開催
・トキ鉄わくわく仕事見学ツアーの開催(えちごトキめき鉄道株式会社)
・親子で探検!ほくほく線 上越版の開催(北越急行株式会社)
事業成果
鉄道イベントでは募集人員に対して多数の申し込みがあり関心の高さをうかがわせたほか、参加者アンケートでは「ふだんは見られないところが見られて良かった」「子どもと一緒に楽しめた」など、ほぼ全員が満足している旨の回答がありました。
上越・妙高観光情報発信事業
事業目的
上越市及び妙高市の魅力を観光情報誌を媒体として県内外に発信し、上越・妙高地域の認知度向上及び交流人口の拡大を図る。
事業内容
〇上越・妙高地域の観光情報を掲載した観光情報誌「jaM旅」の発行
・年2回発行(春夏号・秋冬号 各27,000部)
・主な配布先:上越新幹線県内駅、北陸新幹線主要駅、ネスパス、大阪事務所、県観光協会、
県内SA、道の駅、観光施設、ふるさと新潟応援団等
事業成果
県内外において上越・妙高の魅力を情報発信し、アンケート実施により読者のニーズを把握しました。
信越トレイル利用促進事業
事業目的
新潟県側の関係団体と長野県側の関係団体で構成する「信越トレイル連絡会」が中心となり、信越トレイルの利用のあり方を協議し、効果的かつニーズにあった事業を実施して、交流人口の拡大及び地域の活性化を図る。
事業内容
「信越トレイル連絡会」への参画及び負担金の拠出
事業成果
周辺市町村や宿泊施設、観光協会、ボランティア等の協力を得てコース整備を行うとともに、連絡会事業を通じてコロナ禍での丁寧な情報発信に努め、交流人口の拡大と信越トレイル周辺の中山間地域の活性化が図られました。
「越後・謙信SAKEまつり」支援事業
事業目的
地域の酒及び酒文化という地域資源を発信し、集客及び地酒の知名度アップ、地域の活性化を図る。
事業内容
「越後・謙信SAKEまつり」実行委員会への参画及び負担金の拠出
事業成果
実行委員会に参加し開催内容の検討・提案等を行いました。ミニ越後・謙信SAKEまつり2021を実施し、広域的に上越地域の酒をPRできました。
久比岐自転車道活用推進事業
事業目的
久比岐自転車道を活用し対外的なPRを行うことで、国内外から上越地域への交流人口の拡大及び誘客促進を図る。
事業内容
○「久比岐自転車道魅力アップ実行委員会」への参画及び活動支援
・ りんりんスタンプラリーの実施(春・秋)
・ 鉄道遺構を活用した久比岐自転車道PR広報物制作
・ サイクリストに向けた久比岐自転車道のPR(サイクルモード大阪2022への出展)
・ 久比岐自転車道ガイドマップの増刷
事業成果
事業を通じて久比岐自転車道を広くPRすることができた。りんりんキャンペーン(スタンプラリー)では、多くの方から参加をいただきました。
インバウンド観光推進事業
事業目的
冬期にスキー目的で妙高市赤倉地区を訪れる外国人観光客をターゲットに上越市・妙高市市街地への誘客を図ることにより、外国人観光客に上越地域の魅力を伝えるとともに地域の活性化を促進する。
事業内容
・「情報交換会」の実施
昨年度実施のインバウンドセミナーの発表者5名に加え、地元在留外国人2人により情報交換を行った。
事業成果
インバウンド再開は難しい状況であったため、昨年度実施したインバウンドセミナーの講師、及び在留外国人により情報交換を行いました。
現在、インバウンドについての具他的取り組みはできないが、情報交換をする場を設けたことで再開後に備えた機運の継続が図られました。
SEA TO SUMMIT開催準備事業
事業目的
上越・糸魚川・妙高エリアの魅力である、海と山が近接するダイナミックな自然環境を活かし、国内外から多くの自然愛好家が参加するイベントを広域で実施することにより、広域観光ブランドの構築を進め、アウトドアイメージの確立と誘客の促進を図る。
事業内容
・ 実施に向けた検討、協議
構成メンバーとの各種打合せ、関係機関との調整
・ プレイベントの実施
当地域で経験のない海のイベントの開催ノウハウ取得や課題把握を行うとともに、機運醸成のため、シーカヤックイベントを実施。
事業成果
令和3年8月に上越地域SEA TO SUMMIT実行委員会を立上げ、プレイベント(カヤック実証実験)を実施しました。
プレイベントを踏まえ、次年度の開催に向けた検討や準備を行うことができました。