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【上越東農林】上越東地域の概要
管内のあらまし
管内図
上越東農林事務所は上越地域振興局農林振興部の支所として上越市の安塚区・大島区・浦川原区・牧区を管内としています。
地形は管内のほぼ全域が中山間地域(注1)で、標高100mから700m程度の比較的なだらかな丘陵が連なり、関川水系の保倉川、飯田川等の河川が流れています。
管内の大部分は山地で森林面積は約6割を占めています。また、全国でも有数の豪雪地帯であり、冬季には積雪3m~4mにもなる地帯で、地質的には新第三紀寺泊層(注2)を主としているため、全国的にも有数の地すべり地帯となっています。
耕地は、浦川原区、大島区の保倉川沿いや安塚区の小黒川沿い、牧区の飯田川沿いにやや平坦な水田が点在しますが、大部分は山腹の傾斜面に階段状の棚田となっています。
水田の用水源も小河川や山腹渓流、ため池を頼りとし、一部は天水田で、不安定な水源状況となっています。
このような厳しい自然条件のため、過疎化、高齢化、後継者不足に悩まされています。
上越東農林事務所では、これらの対策として多面的な機能を活かした中山間地域の活性化に向け、継続的な営農体制の確立、耕作放棄地の発生防止や地域資源を活かした新たな産業興し等、総合的な施策推進のため、さまざまな仕事をしています。詳細は各課のリンクよりアクセスしてください。
注1
中山間地域:都市と平地以外の中間農業地域と山間農業地域の総称です。食料・農業・農村基本法では「山間地及びその周辺の地域、その他の地勢等の地理的条件が悪く、農業の生産条件が不利な地域」と定義されています。
注2
新第三紀寺泊層:約2,350万年~約170万年前に形成された地層で、暗灰色泥岩を主として、凝灰質砂岩をはさむ互層となっている。地力に富んでいるが、地すべりを起こしやすい。
管内のデータ
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