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【上越】治山事業
治山事業は、私達の安全で安心な暮らしを守るために、山地災害の「山くずれ」や「地すべり」、冬季の「なだれ」などの自然災害を発生しにくくするよう施設を設置しています。
海岸林を含め、主に山地災害のおそれのある地区等に治山ダムや土留工、なだれ予防柵等を設置したり土砂の崩壊・流出防止・飛砂防止機能の低下した森林の整備を進めています。
上の画像は、妙高市大字上平丸で発生した地すべり被害(赤色破線部分)。
下の画像は、その対策工事が進んだ状況です。
当地は、県下でも有数の地すべり多発地として知られ、昭和47年から実施されてきた地すべり対策工事は、地域の安全・安心に大きく貢献しています。また、平成25年10月に林野庁が「後世に伝えるべき治山~よみがえる緑」として全国60箇所の治山事業地を選定したうちの一つに選ばれています。
(上の写真)地すべり被害(赤色破線部分)の様子
(下の写真)対策工事を実施した様子
山地災害防止キャンペーン
山地災害が一番多いのは梅雨の季節です。そこで、毎年5月20日から6月30日にかけて山地災害防止キャンペーンを展開し、山地災害危険地区のパトロールや山地災害に備える広報活動などを行っています。
また、このキャンペーン期間中には、県が認定した治山防災ヘルパー(ボランティア)や地すべり巡視員等の方々と研修会を開き防災意識の高揚や技術の研さんに努めています。
このページに関するお問い合わせは
上越地域振興局農林振興部森林施設課
〒 943-8551 新潟県上越市本城町5-6
電話: 025-526-9467 ファクシミリ: 025-526-2724