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大気汚染の常時監視について
環境大気の調査
新潟県では、大気汚染常時監視テレメータシステムを用いて大気汚染物質による環境の汚染状態や気象条件、大規模な工場における大気汚染物質の排出濃度などの測定データを自動的に収集して大気の汚染状況を常時監視するとともに、収集した各種の測定データを総合的に処理解析して汚染の防止に役立てています。また、有害大気汚染物質についても調査を行い、長期的曝露による健康影響の未然防止に努めています。
1.大気汚染の常時監視
大気汚染防止法第22条の規定に基づき、光化学オキシダント等、大気汚染の状況を常時監視し、汚染の状態がひどくなった場合には、注意報の発令等を行っています。新潟県内25の測定局における現在の速報値をホームページから確認できます。
毎正時より、約10分後に最新データに更新されます。
新潟県の環境大気速報 https://niigata-kankyo.sakura.ne.jp/kanshi/realtime/<外部リンク>
監視体制
令和6年4月現在、県内13市町の25測定局において大気汚染の常時監視を行っています。全ての測定局でテレメータシステムによる監視体制をとっており、毎時の測定値を即時に県庁内にある中央監視局に送信し、同局内の表示盤により一般に公開するとともに、大気中濃度が高くなった場合には当該地域の工場、事業場からの排出量を削減させる等の措置が直ちに講じられるような体制を敷いています。
大気汚染常時監視テレメータシステム
このシステムでは、時々刻々と変化する大気汚染物質による汚染状態や気象条件、大規模な工場における大気汚染物質の排出濃度など遠隔地の測定データを1時間毎に自動的に収集して大気の汚染状況を常時監視するとともに、収集した各種の測定データを総合的に処理解析して汚染の未然防止に役立てています。
テレメータシステムのパンフレットを作成しました。
2.有害大気汚染物質モニタリング
新潟県では、令和6年度は県内の10箇所の測定地点において、毎月、環境大気を採取し、分析を行っています。
健康リスクがある程度高いとして国が定める23種の優先取組物質のうち、公定分析法の示された21物質を調査対象としています。
このうち、ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン及びジクロロメタンの4物質は環境基準値が設定されており、基準を満たしているかどうかを年平均値で評価しています。
調査結果
速報値
環境基準値が設定されている4物質について、速報値を掲載します。
基準値を超える濃度が検出された場合には、県は環境基準(年平均値)達成に向け取組を進めます。
※ データは速報値のため、修正されることがあります。
・令和6年度有害大気汚染物質(環境基準設定物質・4物質)速報値 [PDFファイル/184KB]
令和元年度~令和5年度測定値
21物質全ての調査結果を掲載します。
※ 新潟市の実施した調査結果を含みます。
・過去の有害大気汚染物質の測定結果(令和元年度~令和5年度) [PDFファイル/503KB]
3.大気汚染の常時監視等の結果
ここでは、大気汚染の常時監視及び有害大気汚染物質モニタリングなどの過去の年間調査結果についてお知らせします。
- 令和4年度大気汚染測定結果報告 [PDFファイル/4.52MB]
- 令和3年度大気汚染測定結果報告 [PDFファイル/4.53MB]
- 令和2年度大気汚染測定結果報告 [PDFファイル/2.65MB]
- 令和元年度大気汚染測定結果報告 [PDFファイル/3.73MB]
- 平成30年度大気汚染測定結果報告 [PDFファイル/4.43MB]
- 平成29年度大気汚染測定結果報告 [PDFファイル/4.39MB]
- 平成28年度大気汚染測定結果報告 [PDFファイル/3.62MB]
- 平成27年度大気汚染測定結果報告 [PDFファイル/5.03MB]
- 平成26年度大気汚染測定結果報告 [PDFファイル/4.73MB]
※平成25年度以前の測定結果については、県庁1階行政情報センターで公開している書籍をご覧下さい。
※有害大気汚染物質モニタリングの調査結果、大気汚染の常時監視等の結果については新潟県オープンデータ利用規約に基づいて取り扱うものとします。
参考 大気汚染物質に係る環境基準について
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