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公共用水域における有害物質等の監視情報(補足調査)
燕市南地内の排水路調査
概要
燕市南地内では、昭和60年代にトリクロロエチレン等による地下水汚染が判明しました。
このため、県及び燕市では、使用事業場に対する指導や地下水の浄化等を実施してきました。
また、事業や消雪のために使用される地下水による公共用水域への影響を監視するため、中ノ口川に流入する2つの排水路で調査を実施しているところです。
調査内容
- 調査地点 燕市南地内 (1)公民館脇排水路、(2)野球場脇排水路
- 実施頻度 年12回(月1回)
- 調査項目 トリクロロエチレン等6物質
- トリクロロエチレン(環境基準:0.01mg/L 以下)
- テトラクロロエチレン(環境基準:0.01mg/L 以下)
- 1,1,1-トリクロロエタン(環境基準:1mg/L 以下)
- 1,1-ジクロロエチレン(環境基準:0.1mg/L 以下)
- シス-1,2-ジクロロエチレン(環境基準:0.04mg/L 以下)
- ジクロロメタン(環境基準:0.02mg/L 以下)
最新監視情報
令和4年度
- 公民館脇排水路:
トリクロロエチレンが1回、環境基準値を超えて検出されましたが、年間の評価では、トリクロロエチレン等6物質は、すべて環境基準(年平均値)を満たしました。
環境基準値の超過状況
トリクロロエチレン:0.067mg/L(2月) - 野球場脇排水路:
トリクロロエチレン等6物質は、すべて環境基準(年平均値)を満たしました。
令和3年度
- 公民館脇排水路:
トリクロロエチレンが2回、環境基準値を超えて検出され、年間の評価でも環境基準非達成(0.013mg/L)となりました。その他5物質は、環境基準(年平均値)を満たしました。
環境基準値の超過状況
トリクロロエチレン:0.092mg/L(2月)、0.055mg/L(3月) - 野球場脇排水路:
トリクロロエチレン等6物質は、すべて環境基準(年平均値)を満たしました。
令和2年度
- 公民館脇排水路:
トリクロロエチレンが1回、環境基準値を超えて検出されましたが、年間の評価では、トリクロロエチレン等6物質は、すべて環境基準(年平均値)を満たしました。
環境基準値の超過状況
トリクロロエチレン:0.026mg/L(7月) - 野球場脇排水路:
トリクロロエチレンが1回、環境基準値を超えて検出されましたが、年間の評価では、トリクロロエチレン等6物質は、すべて環境基準(年平均値)を満たしました。
環境基準値の超過状況
トリクロロエチレン:0.022mg/L(12月)
令和元年度
- 公民館脇排水路:
トリクロロエチレン等6物質は、すべて環境基準(年平均値)を満たしました。 - 野球場脇排水路:
トリクロロエチレン等6物質は、すべて環境基準(年平均値)を満たしました。
平成30年度
- 公民館脇排水路:
トリクロロエチレン等6物質は、すべて環境基準(年平均値)を満たしました。 - 野球場脇排水路:
トリクロロエチレン等6物質は、すべて環境基準(年平均値)を満たしました。