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平成30年度「キツツキ類の巣箱作り教室」を開催しました
作製のようす
日時:平成30年12月16日(日曜日) 午後1時30分~3時30分
会場:愛鳥センター2階 レクチャールーム
参加者:10名
最初に講師のお話を聞きました
最初に講師の布川耕市氏より、近年の松枯れ被害とキツツキ類のねぐら用巣箱について、丁寧で分かりやすい講義をしていただきました。
松枯れの原因となるマツノザイセンチュウ(線虫)を、木から木へ運んで被害を拡大させるのがマツノマダラカミキリです。その幼虫を食べる天敵として白羽の矢が当たったキツツキ類、なかでもアカゲラのねぐら用巣箱を作って、松林に長居してもらおう、というのが今回の取り組みです。
寸法測ったあと、板を切ります
次に、それぞれ板材を選んで作製です。
設計図を見ながら板を切り、出入り口の穴をドリルで開け、釘で打ち付けていきます。
釘打ちの前に、前板の内部に刻み目をつけるのがねぐら用巣箱のポイントの一つ。キツツキ類は内部の壁にしがみつい寝るため、指がひっかかりやすいように、1~1.5cm間隔で15本前後の刻み目をノコギリでつけます。みなさん、これが少し大変だった様子でした。
でも順調に作業を進め、きれいなねぐら用巣箱が出来上がりました!
出来上がりです!
家の近くなどにねぐら用巣箱を架けられそうな環境がある方にはお持ち帰りいただき、それ以外の方には寄贈いただきました。後日、愛鳥センター周辺に架けさせていただこうと思います。
参加者からは「楽しかったです」「松くい虫被害はまだまだ甚大だと思います」などの感想をいただきました。
アカゲラに使ってもらえるかどうか、楽しみですね。
参加者のみなさま、ありがとうございました。
平成30年度「キツツキ類の巣箱作り教室」のお知らせ
野鳥達の“ねぐら”となる巣箱を作ってみませんか?
利用する鳥や、設置方法なども学びます。
日時:12月16日(日曜日) 午後1時30分~午後4時
申込み期限:12月9日(日曜日)
場所:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里 2階「レクチャールーム」
参加費:無料
対象:小学生以上(小学生は保護者同伴)
定員:先着8組
参加申込み:住所・氏名・電話番号・年齢を明記して、電話、はがき、Fax、E-mailでお申込みください。
キツツキ類の巣箱作りをします。
道具は用意がありますが、ノコギリやカナヅチなどをお持ちいただけると便利です。
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