本文
展示鳥類剥製(オシドリ)
オシドリ
オシドリ(オス)
オシドリ成鳥の剥製
オシドリのヒナの剥製
鳥名
オシドリ【鴛鴦】カモ目カモ科オシドリ属(英名 Mandarin Duck)全長41-47cm、翼開長68-74cm
季節・分布
留鳥として、佐渡島を含む県内山間地の河川、渓流やダム湖などに生息。
生息環境
湖沼、池、河川など。
行動
越冬期は木々におおわれた水辺を好んで群れ、渓流や水辺近くの樹洞などに営巣する。コナラなどのドングリを好んで通年食べる。
形態
雄は派手な羽衣で、三列風切の一枚が橙色で、銀杏羽と呼ばれるイチョウの葉のような独特の形をしている。雌は全体が灰褐色で白いアイリングがある。
鳴き声
雄は「ビュ」「ピュ」など、雌は「キョ」「ケッ」などと鳴く。
特徴
樹洞で子育てをするため、必然的にヒナは飛び降りて巣立つことになる。親鳥は周囲の安全を確認後、声で巣立ちのタイミングを知らせる。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥