本文
展示鳥類剥製(ヨシガモ)
ヨシガモ
ヨシガモ(オス)
鳥名
ヨシガモ【葦鴨】カモ目カモ科マガモ属(英名 Falcated Duck)全長46-54cm、翼開長78-82cm
季節・分布
冬鳥として、佐渡島を含む県内の湖沼、河川に渡来するが個体数は少ない。
生息環境
河川、池、湖沼、内湾など。
行動
群れは10羽ほどになることが多く、他の淡水ガモ類と同じもの食べる。
形態
雄の頭部はナポレオンの帽子のような形。また、長い三列風切は房状になっていて、尾羽に覆いかぶさる。雌の後頭部の羽はわずかに長い。
鳴き声
雄は「ビュルル」「フップ」と鳴き、雌は「グワッ」と鳴く。
特徴
渡ってきたばかりの雄は、地味な非繁殖羽のエクリプス。ヨシガモの特徴であるカールした三列風切羽も伸びきっていない。晩秋から初冬にかけて、カール羽が伸びる過程を観察してみよう。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥