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展示鳥類剥製(ウミアイサ)
ウミアイサ
ウミアイサ(オス)
鳥名
ウミアイサ【海秋沙】カモ目カモ科ウミアイサ属(英名 Red-breasted Merganser)全長52-58cm、翼開長70-86cm
季節・分布
冬鳥として、佐渡島、粟島を含む海岸や河口などに渡来するが、個体数は多くない。
生息環境
海岸近くの海上、内湾、港、湖沼や河川、池などにも入る。
行動
越冬期はあまり大きな群れになることはなく、数羽からせいぜい20~30羽ほど。泳ぎながら顔を水面に入れ、水中をのぞく行動をよくする。潜水して魚類や甲殻類なども捕る。
形態
雄成鳥の後頭部の冠羽はボサボサで長い。雌の後頭部には雄より短めの冠羽がある。
鳴き声
雄が「ヘヘェーン」と鳴く。
特徴
岩礁海岸を好む傾向があり、岩の上で休んでいれば、赤く目立つ足を観察することができる。類似種のカワアイサの雄には冠羽がなく、雌は頭部と首の境界がはっきりしている。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥