本文
展示鳥類剥製(カイツブリ)
カイツブリ
カイツブリ
カイツブリ 剥製
鳥名
カイツブリ【鳰】カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属(英名 Little Grebe)全長25-29cm
季節・分布
留鳥として、佐渡島を含む県内各地の湖沼、堤などに生息・繁殖。冬季には河川などでも小群が観察される。
生息環境
湖沼や河川など。
行動
つがいで生活するが、非繁殖期には若い個体が群れで生活する。潜水して小魚やエビなどの甲殻類、トンボなどの昆虫類も捕る。
形態
雌雄同色。夏羽は嘴が黒く、嘴基部の黄斑は目立つが、若い個体の黄斑はあっても目立たない。虹彩は黄色い。類似種のミミカイツブリやハジロカイツブリの虹彩は赤い。
鳴き声
普段は「キュッ」「または「ピッ」などと鳴き、繁殖期には「キィリリリ」と鳴く。
特徴
日本のカイツブリ科で最小。植物の葉や茎を組み合わせた「浮き巣」をヨシの間や水面に垂れる枝などに作る。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥