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展示鳥類剥製(ヒクイナ)
ヒクイナ
鳥名
ヒクイナ【緋秧鶏】ツル目クイナ科ヒメクイナ属(英名 Ruddy-breasted Crake)全長21-23cm、翼開長37cm
季節・分布
新潟県では夏鳥。
生息環境
平地から山地の湖沼、池、湿地、河川、水田など。
行動
尾羽を上下に動かしながら水辺を歩き回り、魚類、甲殻類、軟体動物などを採食する。
形態
雌雄同色。成鳥の顔から胸はレンガ色で、下腹部は白黒の黄斑模様。
鳴き声
「コッ、コッ、コッ」と鳴き、徐々に早口になる。
特徴
燃えるように赤い鳥。採食中はずっと下を向いて、とことこ歩いている。このとき、短い尾羽をテンポよく上にぴんぴん跳ね上げるような行動をする。鳴き方は「クイナの戸たたき」と呼ばれ、古くから親しまれてきた。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥