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展示鳥類剥製(カッコウ)
カッコウ
カッコウ
鳥名
カッコウ【郭公】カッコウ目カッコウ科カッコウ属(英名 Common Cuckoo)全長33-36cm、翼開長55-60cm
季節・分布
夏鳥として渡来し、佐渡島、鳥屋野潟、福島潟、などの平野部や市街地郊外、開けた山地・高原に生息・繁殖。
生息環境
平地から山地の草原、林、公園など。
行動
1羽で生活し、ガ類の幼虫を採食する。托卵性で、生息地によってオオヨシキリやモズ、オナガなどいろいろな種類の鳥に托卵し、育雛させる。
形態
雌雄同色。赤色型は確認されていない。その年生まれの個体には、赤っぽいのがいる。腹部の横斑は脛まで11~13本。
鳴き声
雄は「カッコウ」と鳴き、雌は「ピッピィ」と鳴く。
特徴
草原を好むため、国内で一般的に見られるカッコウ科4種の中では最も見つけやすい。声を頼りに高木の上や杭など、周囲よりも高い場所を探すとよい。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥