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展示鳥類剥製(ヨタカ)
ヨタカ
ヨタカ
鳥名
ヨタカ【夜鷹】ヨタカ目ヨタカ科ヨタカ属(英名 Jungle Nightjar)全長29cm
季節・分布
夏鳥として、佐渡島を含む県内の山地から低山にかけて渡来・繁殖。
生息環境
平地から山地の林やその伐採地、草原など。
行動
日中は木の枝に沿って腹を密着させて止まり、休息する。夕暮れとともに行動し、林縁部などを羽音を立てずに、大きく口を開けて飛び、口に入ってきた昆虫類を食べる。
形態
雌雄ほぼ同色。全身が枯れ葉のような複雑な模様。雄の喉の左右と初列風切、尾羽の先などに白色部分があり、雌はその部分が褐色。羽衣には個体差がある。翼は長く、先端はとがる。目は大きく、虹彩は暗色。嘴は小さいが、口は大きい。
鳴き声
雄は「キョキョキョ」と鳴く。
特徴
ヨタカは複雑な羽の斑が保護色となり、枝と並行に沿うように止まって動かないことで、完全に木と一体化してしまう擬態の達人。日中に見つけることは大変難しい。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥