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展示鳥類剥製(イヌワシ)
イヌワシ
イヌワシ
鳥名
イヌワシ【狗鷲】タカ目タカ科イヌワシ属(英名 Golden Eagle)全長♂78-86cm、♀85-95cm、翼開長170-210cm
季節・分布
留鳥として、県境の山岳地帯を中心に周年生息し、崖地の岩棚や大木の枝又に営巣・繁殖。
生息環境
低山から高山の岩場や崖などがある森林や草原、牧草地など。
行動
広いなわばりで1羽、またはつがいで生活し、岩の上や樹上でじっとしていることが多い。稜線などを飛びながら獲物を探し、ほ乳類や鳥類、は虫類、両生類などを食べる。
形態
雌雄同色。ほぼ全身が黒褐色で、成鳥の頭部から後頭部にかけては金茶色。
鳴き声
「ピョッピョッ」「ピエー」などと鳴く。
特徴
天狗に見立てて「狗鷲」と表記したのが和名の由来。はるか遠くの獲物を発見し、急降下して捕食するその視力は、人間の能力をはるかに上回り、まさに天狗の千里眼のようである。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥