本文
展示鳥類剥製(チゴモズ)
チゴモズ
チゴモズ(オス)
鳥名
チゴモズ【稚児百舌】スズメ目モズ科モズ属(英名 Tiger Shrike)全長17-18cm
季節・分布
数少ない夏鳥として県内各地に渡来・繁殖。
生息環境
平地から山地の疎林内の開けた場所、山間の開けた畑やゴルフ場などを好む。
行動
つがいでなわばりを持って生活する。木の枝などに止まって、尾羽を上下左右に回すように振ったり、パッパッと開いたりする。
形態
雄の目先は黒く、雌は白っぽい。雌雄とも頭部が灰色。雌は脇から下腹にかけて褐色の横斑がある。モズに比べて頭部が大きく、尾羽が短く見える。
鳴き声
「ギュギュギチギチ」などと鳴く。
特徴
日本最小のモズ類。和名はモズよりも小さい(稚児)ことから名づけられた。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥