本文
展示鳥類剥製(ルリカケス)
ルリカケス
鳥名
ルリカケス【瑠璃懸巣】スズメ目カラス科カケス属(英名 Lidth's Jay)【瑠璃懸巣】全長38cm
季節・分布
留鳥として、奄美諸島だけに生息する日本固有種。
生息環境
平地から山地の林や農耕地など。
行動
つがいで生活し、営巣期には人を恐れずにヒナに食べ物を運ぶが、それ以外では警戒心は強い。ヤモリなどのは虫類や昆虫類、木の実などいろいろと食べる。
形態
雌雄同色。全体に群青色と赤茶色のツートンカラーで、風切のすべてと尾羽の先は白い。
鳴き声
いつでも「ジャァー」「ガーァ」「ジェー」などいろいろな声を出す。
特徴
瑠璃色が美しいカラス類。もともとは樹洞に営巣していたが、森林環境の悪化から近年は人工建造物の隙間なども利用している。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥