本文
展示鳥類剥製(センダイムシクイ)
センダイムシクイ
センダイムシクイ
鳥名
センダイムシクイ【仙台虫喰】スズメ目ムシクイ科ムシクイ属(英名 Eastern Crowned Leaf Warbler)全長12-13cm
季節・分布
夏鳥として、佐渡島を含む県内の広葉樹林の山地に渡来・繁殖。
生息環境
平地から山地までの林に生息。渡り期には市街地にもよく出現する。
行動
繁殖期には、なわばり内の林内や灌木の枝上で活発に動き回り、昆虫類やクモ類などを食べる。
形態
雌雄同色。頭部から体上面は緑色み強いオリーブ色で、黄色みのある頭央線がある。
鳴き声
「フィッ」などと鳴き、「チヨチヨビー」「チヨチヨチョ」などとさえずる。
特徴
最もよく見かけるムシクイ類。さえずりを「鶴千代君」と聞きなし、歌舞伎「伽藍先代萩」(めいぼくせんだいはぎ)の鶴千代君にちなんだことが和名の由来。他の聞きなしとしては。「焼酎一杯ぐいー」がある。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥