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展示鳥類剥製(オオヨシキリ)
オオヨシキリ
オオヨシキリ
鳥名
オオヨシキリ【大葦切】スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属(英名 Oriental Reed Warbler)全長18-19cm
季節・分布
夏鳥として、県内各地の河川敷、湖沼、農耕地、山間地のヨシ原に渡来・繁殖。
生息環境
平地から山地のヨシのある河原、草原、湿地、湖沼など。
行動
繁殖期はつがい、または一夫多妻で生活し、昆虫類やクモ類を食べる。
形態
雌雄同色。頭からの上面は灰褐色。胸には細かい黒褐色の縦斑がある。口の中は赤い。
鳴き声
「ジュッ」などと鳴き、繁殖期には「ギョギョ ギョギョシ ギョギョシ ケッケッケッ」と鳴く。
特徴
ヨシの茎や葉を組み合わせたお椀形の巣を作り、しばしばカッコウに托卵される。和名の由来はヨシを切り裂き、中にいる昆虫を捕食するという意味。「ギョシギョシ」と聞こえるさえずりから「行々子」の別名がある。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥