本文
展示鳥類剥製(オオジュリン)
オオジュリン
オオジュリン
鳥名
オオジュリン【大寿林】スズメ目ホオジロ科ホオジロ属(英名 Common Reed Bunting)全長14.5cm
季節・分布
冬鳥として、佐渡島、粟島を含む海岸平野部の湖沼や河川敷のヨシ原などに渡来。
生息環境
平地のヨシ原、河原など。
行動
越冬期は小群で生活する。ヨシ原に依存し、他の場所に入ることは少ない。ヨシの葉鞘をむいて、中にいるカイガラムシを食べる。
形態
雄夏羽は頭部が黒く、顎線と頸回りは白い。雌夏羽の頭部は褐色で、眉斑と頬線は白く、顎線は黒い。
鳴き声
「チュイーン」と鳴き、「チィ チュ チュイーン」などとさえずる。
特徴
ゆっくりしたテンポでさえずるホオジロ類。越冬期はヨシ原に潜んでいるが、「チューリーン」という声や、ヨシの茎をかじる「パチパチ」という音を頼りに探すとよい。和名は「チューリーン」と聞こえる鳴き声に由来するすると言われている。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥